感動

【現代の奇跡】5歳で迷子になった女性が13年を経て、家に帰宅。涙なしでは見られない…奇跡の感動ストーリーがコチラ…

5歳で迷子

家族は帰りを信じて…

「私は捨て子じゃない」、確信して探し続けた

一方カイリーの本当の家族は、突然失踪した幼い娘の行方を血眼になって捜していた。父リョウ・ファと母ウー・チンメイは、娘の帰りを信じ、兄妹の勉強机の横にカイリー(リョウ・ジンラン)のための椅子を常に用意していたという。

カイリーが迷子になったのは2005年。一家は広東省仏山市に住んでいたが、カイリーは一時的に中山市に住む叔父の家に預けられており、そこから1人で自宅に帰る途中で道に迷った。この叔父はショックと責任を感じ、カイリーが「いつか戻るかもしれない」と望みを持って、同じ家に住み続けていた。

「肩関節を脱臼した記憶はあるか?」

国を越えて個人間でまともに連絡が取れない時代でもなかったが、何せカイリーが覚えていた手掛かりは少なく、すぐに再会に繋がるような動きはなかった。

しかし、さすが現代社会。離散した親子の再会を支援するサイト「Baobeihuijia.com」にカイリーがコンタクトしたことをきっかけに、中国メディアがカイリーの「迷子ストーリー」を取り上げ、これを目にした実父のリョウはピンときた。今年5月にSNSを通じカイリーに連絡を入れた。

実父からカイリーにした質問は「鼻にホクロがあるか」「昔劇場から落ちて肩関節を脱臼した記憶はあるか」など。1問目から、カイリーの答えは全て「イエス」だった。カイリーは泣きながら言った。「あなたが私のお父さんです!」

実父はすぐさま警察に助けを求め、カイリーが養子縁組前に中国のデータベースに残していたDNAデータを確認。すると見事に一致していることが判明した。

来る7月1日、広州白雲国際空港でカイリーは遂に本当の家族と抱き合った。そこからバスで2時間離れた仏山市にある5歳まで住んでいた家に足を踏み入れると、多くの親族や知人が集まっていた。カイリーは、実に13年かけて帰宅を果たした。

中山デイリー紙によると、カイリーはアメリカの大学に進学するが、大学が始まる前に広東省雷州市に住む祖父母にも会いに行く予定。いずれは中国に戻って勉強をし、生みの親や親族との交流を深めていきたいと話しているそうだ。

引用:Newsweek

カイリーが本当の家族と再開するシーンに思わず涙…【動画】

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